分割数の漸化式

分割数の漸化式
分割数\(p\left(n,k\right)\)は以下の漸化式を満たす。
\[ p\left(n,k\right)=p\left(n,k-1\right)+p\left(n-k,k\right) \]
\(p\left(n,k\right)\)は区別の出来ない\(n\)個の玉を区別の出来ない\(k\)個の箱に空箱ありで分ける方法の数である。
この分け方を空箱があるときとないときとで分けて考える。
空箱があるときは、どれかの空箱を無くすことによって\(k-1\)個の箱に分割することになるので\(P\left(n,k-1\right)\)通りになる。
空箱がないときは、全ての箱から1つずつ玉をとると、\(n-k\)個の玉を\(k\)個の箱に空箱ありで分ける方法の数と同じなので\(p\left(n-k,k\right)\)通りになる。
これより、空箱があるときとないときの両方を足せば求める答えになるので、\(p\left(n,k\right)=p\left(n,k-1\right)+p\left(n-k,k\right)\)となる。
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分割数の漸化式
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